「引き寄せの法則」
皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
日本でも一時期ブームになったりしたので、知っている方も多いかと思います。
そもそも引き寄せの法則を活用することの前提に、引き寄せの法則に確信を持つことという条件があります。
「引き寄せの法則」とは、ポジティブやネガティブに関係なく、自分が心に抱いている思考が現実化するという法則です。
そのため、「引き寄せの法則なんて信じられない」という意識を抱いていると、「引き寄せの法則が機能しない」という状況が引き寄せられてくることになります。
「引き寄せの法則」は決して願ったり叶ったりの“魔法”などではなく行動心理学、量子力学のバックグラウンドに基づくものなので私たちの生活に上手く取り入れていきたいものです。
参考:必ず目標を達成できる?|引き寄せの法則とは
ただ、この引き寄せの法則は日本人には効きにくいという性質ももっています。
今回は、「引き寄せられない」という状況を作らないために、以下の3つをお伝えしていきます。
日本には信仰や宗教に触れる機会が少ない
日本では、普段から宗教に触れる機会が他国と比べ少ないです。
例えば、キリスト教圏では日曜日に協会に通いますし、幼少期のころに聖書を読むのが一般的です。また、イスラム教圏では1日5回メッカに向かって礼拝をするのが日常です。
しかし、日本ではそういった文化に触れる機会が少ないです。宗教として目には見えない“存在”を信じるという文化が浸透していないのです。
このように日本人は目に見えないものを信じる習慣がないので、同様に、「引き寄せの法則」を信じることも難しいのです。
周りの目を気にする文化
日本は村社会という文化をもとに形成されてきたので日本人は周りの目を非常によく気にする方が多いです。
なぜなら周りと違う発言や行動をすることで、村八分にされる危険性があると本能的に憶病になっている気がします。周りと違う信仰を持っていることを良しとしない風習が日本社会に根付いています。
そのような空気感が、新しい思考形成を阻害している要因になっています。
ホメオスタシスの同調
ホメオスタシスの同調とは、周りの人間の影響を受けるというのものです。
例えば、元気のない職場にいくと、みんな憂鬱な顔で元気がなく、声が小さいのに対し、活気のある職場にいけば、ほとんどの社員が前を向いてはっきりとして声で話していて皆元気に挨拶をしてくれたりしますよね。
これはホメオスタシスの同調と言って、脳は周りに影響を与えあうことは科学的に解明されていて実際にも応用として医療にも取り入れられています。
いかがだったでしょうか?
日本に住んでいると、否が応でもこのような影響を受けてしまうので、引き寄せの法則をしっかりと機能させたいのであれば、周りの目を気にせずマイナスのパワーを持っている人とは、極力関わらないようにするのも一つの手かもしれませんね。
引き寄せの法則を上手く活用して、あなたの仕事や暮らし、さらには人生を変えるため一つずつ目標を達成してきましょう。