自転車による痛ましい事故は
身近に襲い掛かってくるものです。
かくいう筆者も、せっかちなので
自転車は結構飛ばします。
イヤホンはしないですけどね~
因みに警察官に見つかってすぐに
イヤホンを外してしまえば、「遡及罰の禁止」が
適用され、警察官は何も言えなくなってしまうのですが、
(もちろん事故が起きていない前提ですが)
まあそんなことしてて事故すれば自業自得ですし、
周りはいい迷惑です。
話は逸れましたが、
ここ数年、「ながらスマホ」にまつわる
トラブルが増えています。
なかでも”スマホをしながらの自転車運転”!
もはや品がないというレベルではなく、
道路交通法や都道府県の条例でも明確に禁止されていますので
法律違反になりますし罰則も定められています。
自転車は必須の免許や講習も必要ない乗り物なので
乗る際のルールがあまり浸透していないのが現状です。
そこで今回は、やってしまいがちな
「禁止されている自転車ルール」をご紹介していきます!
とそれと同時に、
事故を起こしてしまった時の罰金や、
事故を起こしてしまった時の対処法をご紹介していきます。
①携帯電話を使用しながらの走行は禁止!
スマホを触りながらだと片手運転になり、
注意がスマホにいきがちなので、
事故を起こす可能性がとても高くなります。
ほとんどの都道府県の条例で禁止されている危険行為です。
道路交通法第71条では、「携帯電話使用運転」は
違反行為として5万円以下の罰金となる旨が明記されています。
②物を持っての走行は禁止!
なんと物を持っての運転も禁止されています!
雨の日に傘を差しながら片手運転をしている人は注意!
実は傘もれっきとした違反行為です。
これは濡れるので全然差しますが、
捕まった時には文句は言えません。
こちらも、道路交通法第71条では
5万円以下の罰金となります。
③イヤホンをしながらの走行は禁止!
運転中、イヤホンをして音楽を聞いていると、
周囲の音や声が聞こえなくなり、状況判断を視覚だけに
頼ることになり、とっさの判断が遅れてしまいます。
携帯電話使用と同様に、道路交通法第71条では5万円以下の罰金となります。
④自転車は車道を左側通行!
道路交通法第2条によると、
自転車は「軽車両」の扱いになっています。
原則として車道を通行し、
車道ではクルマと同様に左側通行をします。
たまに車道を逆走している自転車を見かけますが、
大変危険なので注意しましょう。(「普通自転車歩道通行可」の標識がある歩道や、13歳未満/70歳以上の運転など、一部の場合は歩道を運転することも可能です。その場合も歩行者の通行の邪魔にならないよう、車道側によって運転することが大切です)
※2017年12月時点の情報です。
また、2015年6月1日から
危険な運転を繰り返す自転車の運転者に対する
「安全講習」受講を義務付ける改正道路交通法
が定められています。
基本的には自動車の運転では常識とされているような項目ですが、
これからは自転車の運転者にもこれら項目の遵守が求められます。
そして「14.安全運転義務違反」には携帯電話(スマートフォン)を
操作しながらの運転、イヤフォンを装着しての運転が含まれます。
危ないとわかっていても、ついついやっていたことも重大な違反となります。
14歳以上であれば、車やバイクの運転免許を持っていなくても
摘発の対象となります。
通学で自転車を利用している中学生、高校生も
新しい道路交通法を頭に入れて安全運転を心がける必要があります。
出典:https://iphone-mania.jp/news-73477/
傷害保険はどうなの?
自転車保険に加入している人は2割以下という
試算もでています。
クレジットカードには、盗難・商品破損などの
補償はついていますが、
日常生活における傷害補償はないので、
このような保険には入っていた方が安心ですね!
まとめ
都内でも自転車の条例は正直言って
かなりなあなあになっている印象を受けます。
しかし、個人的にはもっと派手に
取り締まってもらって大丈夫だと思います。
一個人としては、イヤホンぐらいと
思ったりもしていた時期もあったのですが、
やはり何度も危険な目にあったりしたので、
それこそ、自分が人をはねてしまったと思うと
かなりゾっとします。
常にスマホを触っている人の気持ちも
分からなくもないですが、どこか対抗勢力を
作っておかないと歯止めが効かないですし、
管理していく上でこのような処罰はあってもいいと思います。
そもそも一昔前には、移動中に
スマホをいじり倒すという習慣はなかった訳ですし
別に自転車で移動中までいじる必要性はないですよね。
むしろそこは我慢せーよと。
罰金は5万円と高額ではないですが、
人に怪我をさせてしまったり、
人の命を奪ったりしてしまったりする
と5万どころじゃ済みません。
危険性もあるということを認識した上で、
ルールを守って自転車に乗ることを心がけましょう!