近年問題に取り上げられることが増えた「過労死」

大手スーパーの「いなげや」でまたもや過労死を出してしまい、遺族側が慰謝料請求を求めたとのニュースが入ったので

今回はそんな過労死について店舗や原因について調査してみました。

 

また今回の過労死はいなげやでなんと二度目!いなげやで起きた今回の過労死についてまとめてみました。

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いなげやで過労死!事件概要

スーパー大手「いなげや」の志木柏町店(埼玉県志木市)でチーフをしていた男性社員=当時(42)=が平成26年6月に脳梗塞で死亡し、28年6月にさいたま労働基準監督署に過労死と認定されていたことを17日、遺族側弁護士が公表した。

いなげやでは15年にも別店舗のチーフをしていた20代男性が過労自殺しており、遺族は「過労死は私たちの家族が最後であってほしい」と会社側に慰謝料など1億5千万円と再発防止を求めた。

過労死の基準となる発症前1カ月間に100時間超の残業は確認できなかったが、労基署は日時が特定できない労働や早朝、深夜の不規則な勤務があったとして過労死を認めた。

出典:http://www.sankei.com/affairs/news/170417/afr1704170018-n1.html

各種メディアによると、この男性は4年前の平成23年からこのいなげや志木柏町店で働き、

食料品の発注や棚卸を行うチーフをしていたそうです。

 

そして昨年平成26年5月頃、ろれつが回らなくなり入院、

その後仕事に復帰されたそうですが、翌月6月に死亡したそうです。

 

同店ではシフトの時間より前に仕事を始めても勤務時間を定時で記録したり、

終了時間後も居残って働いたりとサービス残業が常態化していた。

 

店舗はどこ?原因は何?

年齢も42歳というこれから働き盛りという年齢で亡くなった男性がいた店舗は、

志木柏町店(埼玉県志木市)という埼玉の南寄りで、東京の清瀬や練馬区に近い場所にあります。

いなげや出典:http://itot.jp/11228/58

写真を見ていただいたらわかる通り、いなげや系列にしては比較的大きいスーパーだったことがわかります。

 

では過労死した原因は簡潔にいうと、サービス残業の常習化ずさんな勤務時間管理という小売業によくみられる慣習によるものです。

男性の残業は記録上、毎月30時間程度。しかし、さいたま労働基準監督署などの調査で、サービス残業の常態化が明らかになったといいます。

 

さいたま労基署は2016年6月、少なくとも毎月80時間ほどの残業があったことや、不規則なシフト制などが影響したとして、過労死として労災認定しました。

表に出ているだけで、毎月80時間の残業があるので、裏ではサービス残業によって月100時間はゆうにこえていたのではないでしょうか?

 

今回二度目で再発防止は?

メディアでも報じられている通り、過去には2003年に チーフをしていた20代男性が過労自殺していて

今回での過労死の立件は2度目です。

 

いなげやは今回の事件について、「遺族からの通知が届いていないので、通知を見てから対応を考えたい。労働環境についてはここ数年、改善を進めているところで、(男性が亡くなった)3年前とは違う」と回答した。

 

取り急ぎ声明を発表したのように見えますね。

もちろん会社を守るための正論ですが、こういった事件が起きると企業の信用度に係わりますし

何より人の命が亡くなっている事件ですので、今回の事件を皮切りに労務管理にさらに力を注いでいくのではないでしょうか?

 

まとめ

いなげやは関東圏の人にはなじみ深いスーパーだと思いますが、

関西でいうライフ、平和堂、いかりスーパー、フレスコのようなイメージです。

そこまで安価ではありませんが、生鮮商品の質もよく店員さんの愛想もよいスーパーで筆者もよく利用していました。

 

また大手スーパーとの市場競争に負けないように、12時近くまで店舗もあいていて、

地元民には愛されるスーパーなだけに、確かに比較的残業などが多いイメージはありました。

 

人手不足かどうかは各店舗によって異なるかと思いますが、

地元の大学生やパートさんも多く雇っていたので、そこまで人手不足なようには感じませんでした。

 

今回の事件は、被害者男性が、棚卸や発注のチーフとのことだったので、

アルバイトの人たちを統括したり社員さんにしかできない仕事へプレッシャーだったりが

積み重なってこのような事態になってしまったのではないでしょうか?

 

これから発注作業等がAIに台頭されるようになり、人間の負担は減るのではと予想されますが、

企業側が今後積極的に設備投資にできるかが問題になってくるのではないかと思われます。

 

今後こういった事件が少しでも少なくなるよう、働き方改革がより進むといいですね。

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